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2015年6月1日 和田憲一郎のビリビリ!とくる話

2015年6月1日 和田憲一郎のビリビリ!とくる話

2015年5月29日、初めてとなる『自動車100年塾 第1回設立記念ワークショップ』を
開催し成功裏に終えることができました。当日は、自動車メーカー、部品メーカー、
電機メーカー、ITメーカー、住宅メーカーなど多彩な方々にお集まりいただき、
ご参加いただいた方には厚く御礼を申し上げます。

本件、構想から4ヶ月でこのような盛大な会を催すことでき感謝に堪えません。
当日は、講師として「NPO法人産学連携推進機構」理事長の妹尾堅一郎先生をお招きし、
『ロボットとしての自動車、サービスとしての自動車』というテーマにて、予定時間を
大幅に超える情熱溢れる講演をしていただきました。

私も引き込まれるようにノートを取り、終わってみるとノート8ページにまでなって
いました。多くの示唆に富んだ話がありましたが、特に印象に残っている内容は
「上位レイヤーでイノベーションを起されると、下位レイヤーの産業は壊滅する」
という言葉でした。

現在起こっている異業種格闘技の中で、自動車産業がいつまでも上位レイヤーで
いられるのか、はたまた異業種の従属になってしまうのか、まさに考えさせられる
内容であり、ビリビリ!とした瞬間でした。

講演終了後には、妹尾先生の問題提起に対して、チームを編成し、自由討議による
グループディスカッションを行いました。これも企画段階から、単に講演を聞いて
帰るのではなく、参加者同士が講演内容に対して、どうとらえたのか、今後どうすべき
なのかを議論することで、内容が一段と深まると考えたからです。

その後、ファシリテータによる発表を行い、さらに妹尾先生から問題認識と今後
へのアドバイスもいただきました。まさに二重に学んだような気がします。

この塾は3ヶ月毎に開催を計画しており、次回は9月初旬の予定です。次回ご都合
つく方は、追って連絡致しますのでご参加いただけると幸甚です。

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