日刊自動車新聞にて、書評を掲載していただきました。
まさに、私がこの本にて言いたかったことが集約されていて、とても嬉しかったですね。
掲載ありがとうございます。
これは書かない訳にはいきません。
人生初めてとなりますが、「出版記念パーティ」を開催することができました。
7月3日当日は、100名を超える数多くの方々にご参加いただき、銀座ライオン5Fの
「音楽ビアプラザ」が満員になるほとでした。本当にご参加ありがとうございます。
以前に他著者の出版記念パーティに参加させていただき、いつかは自分もと思って
いたので、ようやく念願が叶った気がします。
当日はいろいろな関係者が参加されていたこともあり、お互いに知らない方が多かった
のでどうかなって心配しておりましたが、皆さまとても素晴らしい方々ばかりであり、
多くのご縁ができたようでした。
最後に、ドラッカー「マネジメント」研究会を主宰されている森岡先生により、
三本締めがなされた時は、本当にビリビリ!ときてしまいました。
今回の出版を機に、また改めて頑張らねばと思った次第です。
現在は、次を目指して2冊目の構想と文章に着手したところです。
今後ともよろしくお願い致します。
昨年10月に原稿着手し、悩みながら約5ヶ月かけて書き上げ、その後、編集を経て、
この度、出版用サンプル本が出来上がってきました。構想から書籍となるまで約8ヶ月
要しており、実物を見たとき、思わずビリビリ!ときたものです。
タイトルは『成功する新商品開発プロジェクトのすすめ方』です。各企業とコンサルを
行っていると、業種は違えども、同じようなところにてプロジェクトの責任者が悩まれて
いる点が多く、「プロジェクト責任者のための羅針盤」となる本を書きたいと始めたものです。
ただ、やはり本を書くとなると、Webなどのコラムとは異なり、とても根気が要ることを
痛感しました。机に向かってもすぐに原稿ができるものではなく、その準備や書いた後の
推敲にかなりの時間を要しました。
今回、何とか無事仕上げることができたのも、同文舘出版:古市部長始め関係の方々
の応援があったたためだと思っております。
発売は6月6日からです。この本の読者には、少しでもお役に立ち、プロジェクトを
成功に導くことができればと願っています。
5月20日、急速充電に関する協議会である「チャデモ協議会総会」に出席してきました。
予想以上の参加者であり、また技術セミナーに熱心に耳を傾けている人が多いことに
びっくりしました。
そこで嬉しいことが2つありました。一つはIEC(国際電気標準会議)にて、DC充電の
国際規格として承認され、発行されたこと。この標準化に関しては、足掛け5年も
要しており、私が三菱自動車に勤めていたころから大きな課題として取り組んで
きました。3~4年前、欧州各地をチャデモ協議会メンバーとして、説明のために
行脚したことを思い出させます。
これでIECにてチャデモ方式がDC充電の国際規格として承認された訳ですが、同時に
中国のGB/T、米国のCOMBO1、独のCOMBO2も承認されました。IECではどれか一つを
選択するのではなく、カタログ方式と呼ばれているように、ある一定の基準を満たす
ことができれば、複数でも承認し、その後の普及は市場に委ねるとの考えです。
その意味から、全世界で4000基を超え、実績のあるチャデモは最も先頭に立っている
ということができます。
もう一つは、欧州連合による規制の波でした。ドイツを中心にコンボ方式のみを
欧州統一規格として採用とする動きがあり、欧州委員会、欧州議会と協議して
きました。
しかし、既に欧州では1000基を超えるほど圧倒的にチャデモが普及していることを
背景に、ロビー活動を展開した結果、その要求は退けられ、2017年から少なくとも
コンボ方式も設置するとのことで、共存できる形となりました。
これにてチャデモvs.コンボの対立は大団円を迎えたこととなります。思わずビリビリ
ときた瞬間でした。
3~4年前、メディアにて、チャデモ vs.コンボといった対立の構図がセンセーショナル
に報道されましたが、このように日本発の規格が国際規格標準化として承認されたことに
対しても、もっと報道していただきたいものです。
今回、困難な状況の中、長い間継続して取り組んできた多くの方々の多大な努力に対して
敬意を払いたいと思います。