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e-mobilityコンサルタント/ 新商品開発コンサルタントです

10月

2014年10月27日 和田憲一郎のビリビリ!とくる話

「えっ、これどうやって作るんですか?」

先日、ある中小企業を訪れた時、出されたサンプルを見て思わず、そう聞いて
しまいました。それは板金プレスでありながら、まるで樹脂成型品のような
複雑な形状をしていました。

私も設計を20年以上やっていたので、およそのモノは見ただけでどうやって
作るのか分かるのですが、その時はしばらく考え、その後、その会社社長に聞いた
ところ、だいたいそのプロセスを当てることができました。

その時ふと思ったのです。こんな設計は普通しないよなと。最近はCADにて設計を
行うことから、完成形は判ったとしても、それをどう作るかはビジナー設計者だと
意外に頭に入っていないことがあります。このため、完成形だけではなく、それを
どう作るかも頭に描きながら設計するように、常に教えていたものでした。

でも、上述の複雑なモノを見て、こう思ったのです。
・容易に作れるように設計する⇒ 誰でも作れてしまう。
・出来そうにないけれど、要求があるため図面を描き、できる企業を探す
 ⇒ 一部のプロと言われている企業は、それを成し遂げる。

このような構図も成り立つのではないかと。作り易い設計だけが全てではない。
設計経験が長いにも係らず、思わずビリビリ!とした瞬間でした。

日本のモノ作りに於ける価値、そしてこれから生きる道も、意外にこのような
ところにあるのかもしれません。また、複雑だからコストが高くなるかと言えば、
最近の技術がそれをカバーし、いろいろなメカを構築することでツギハギ製品より
安価にできることもあるようです。

既成概念でとらえることの恐ろしさを思い知らされた一日でした。

CEATECにてトークショーのモデレーターを担当

10月9日、CEATEC会場のロームブースにて、特別セミナーの開催、およびロームエンジニアとのトークショーのモデレーターを担当させていただきました。トークショーでは、たいへん来場者の多い時間帯となり、大盛況の開催となりました。

トークショー

 

2014年10月7日 和田憲一郎のビリビリ!とくる話

10月6日、台風18号が過ぎた直後に、海浜幕張にて準備が進むCEATECのメディア
コンベンションに参加しました。各ブースは、台風のため機材が到着していなかった
り、技術者が到着できないため、展示が遅れており、10月7日からの開催のため相当
焦っているように見受けました。

いくつかは準備完了しており、その中で、ひときわ目を引いたのが、パナソニック
による「Technics」ブランドの復活です。大型のスピーカーやアンプなどのカット
モデルなども展示され、まだ音は聞くことはできなかったものの、大きなエリアを
占めていました。

今の若い方はご存じないかもしれませんが、昔は高級オーディオの代名詞として、
Technics(テクニクス)ブランドは憧れをもっていたものでした。

それが2010年には廃止され、ヘアドライヤーからオーディオ・テレビにいたるまで、
全てがパナソニックブランドに統一されてしまい、本当にこれで良いのかなかと
思っていたものです。

過去の経緯を知るものからみれば、復活展示されたTechnicsのオーディオ機器を見て、
感動のあまり、思わずビリビリ!ときてしまった次第です。

最近、ヘッドホン(特にbマークなど)をした方を電車の中でも見かけますが、
音楽も本物志向が強まってきたのではないかと思われます。

そのような中でのTechnicsの復活。これまで日本の家電メーカーが今一つ元気が
ありませんでしたが、このようにブランドが一つ一つ復活していくことで、個性豊かな
商品が出てくればと思います。

CEATECは、10/7(火)~10/11(土)です。お時間あればぜひとも会場へ。